検査では異常なしなのに痛い理由|静岡市の整体ASTERRISE
「検査してもらったけど、特に異常はないと言われた。でも、痛い。」
そういう経験をされた方は少なくないと思います。
原因がわからないと、「気のせいなのかな」「自分だけなのかな」と思ってしまうこともある。
でも、こういった痛みにはちゃんとした仕組みがあります。
痛みのスタートは「情報」にある
私たちの体は常に、筋膜・皮膚・関節にあるセンサー(受容器)を通じて情報を脳に送り続けています。
圧・温度・伸び・位置感覚など、こうした情報をもとに脳は「今、体がどういう状態か」を判断しています。
問題は、この情報が正確でなくなるときです。
筋膜が硬くなったり滑りが悪くなったりすると、センサーから脳に届く情報そのものが乱れることがあります。
すると脳は、危険ではない刺激を「危険」と判断したり、軽い刺激なのに「痛い」と感じたりする。
これが「検査では異常なし」なのに痛みがある理由の一つです。
筋膜が固まると、情報が乱れる
筋膜には多くの感覚受容器が存在します。
その筋膜の滑りが落ちると、単に「硬い・動きにくい」だけでなく、
脳に返す情報の精度が落ちるという問題が起きます。
筋膜の滑走不全 → 情報の乱れ → 脳の判断のズレ → 痛みや動きにくさ
この流れが生まれると、痛みの原因は「痛い場所の構造」だけではなく
体の情報システム全体の状態として捉える必要が出てきます。
自律神経が乱れると、感覚が過敏になる
自律神経が不安定な状態では、脳は本来スルーできるはずの刺激まで拾いやすくなります。
僕自身もそれを感じることがあって、
普段は全く気にならない枕の高さが、体や気持ちに余裕がなかったときには急に違和感として気になったことがあります。
でも、いつの間にかまた気にならなくなる。
これは「気の持ちよう」ではなく、神経系の状態が変わることで感覚の受け取り方が変わっているということだと思っています。
筋膜の滑走不全と自律神経のアンバランスが重なると、慢性痛のループが強くなりやすいのはこのためです。
まとめ
「検査で異常なし」は「痛くないはず」ということではありません。
体の情報システムが乱れているとき、構造的な異常がなくても痛みは十分に起こります。
「気のせい」でも「弱いから」でもない。
体からの情報が正しく処理されていない状態が続いているだけです。
そのことが少し分かるだけで、自分の体への見方が変わることがあると思っています。
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