【静岡市 筋膜整体】うまく動かせない…それは体の防御反応かも
こんにちは!
静岡市葵区鷹匠にある筋膜整体ASTERRISE(アスタライズ)の丹勇人です☺️
今回は、実際のお客様のお悩みの症状、その背景にある『感覚のズレ』について書いていきたいと思います。
実際に来院された方のお話から
その方は、コロナ以降ずっと体調が優れず、急に揺れるような感覚や、フラつきが出てしまうとのこと。
それに伴って、首や肩のこわばりも強くなり、整形外科などで電気治療やハイドロリリースなども受けたそうですが、残念ながら効果は感じられなかったそうです。
一見すると「疲れやストレスのせい?」と思われがちな症状ですが、実際には『感覚のバランス』が崩れているケースも少なくありません。
人の体は、いろんな感覚でバランスをとっている
私たちは普段、無意識のうちに
・「見ている情報(視覚)」
・「耳の奥にあるバランス感覚(前庭)」
・「足裏や皮膚、関節からの感覚(体性感覚)」
こうした複数の感覚を組み合わせて、身体のバランスを保っています!

こうした感覚は、脳みそでまとめて処理されており、
それが『姿勢の安定感』や『自然な動き』の土台となっています!
ただ、僕自身の臨床経験から感じているのは、この『感覚の組み合わせ』がうまくいかないと、
動作時の違和感や、理由のわからないフラつきなどにつながってしまうということです!
見ているだけなのに、動けなくなるのはなぜ?
わかりやすく言えば、
「目・耳(バランス)・体の感覚」がうまく脳内で連携できていない状態です!

たとえば、視線を固定したまま首だけを左右に動かそうとすると、
前庭(=内耳のバランスセンサー)と視覚の『協調』が必要になります!
でも、この連携がうまく取れていないと、
脳が「今動いたら不安定になるかも…」と無意識にブレーキをかけてしまいます。
とくに、フラつきが長く続いていたり、体調不良が続いていた方ほど、「見ていないと怖い」という感覚が強くなりやすい傾向があります。
その『怖さ』や『ブレーキ』の正体こそが、脳での感覚統合のズレだったりするわけです!
一言でいえば、
「目の情報と体の感覚がうまく合っていない」ということになります!
これはクセや気のせいではなく、反射の反応
「なんとなく怖い気がする」「クセかな?」
そんなふうに思う方もいるかもしれませんが、これは体が『危険を察知して動かないようにしている』自然な反応です。
たとえば、高いところでバランスを取るとき、目線を動かさずに首だけを動かすって、怖いですよね?
あのとき感じる「グラッとしそう」な感覚と同じようなことが、日常の中でも無意識に起こっているのだと思います!
つまり、「動かないようにしている」のではなく、「動かさない方が安全だ」と体が判断している状態です!
『基本的に人間の体は守ることが優先ですからね!』
こうした『感覚のズレ』がある場合は、
筋肉や関節だけに対してアプローチしていただけではなかなか改善しません。
必要なのは、感覚の再学習だと思っています!
この『再学習』こそが、次回後編のテーマになります。
「感覚のズレをどう修正していくのか?」について、実際の施術やエクササイズを交えながら、もう少し掘り下げていきたいと思います☺️
筋膜整体ASTERRISE(アスタライズ)

静岡市葵区鷹匠で、筋膜に着目した整体を行っています。
理学療法士としての経験と、『世界基準の筋膜マニピュレーション®』を活かし、
「長年の痛みや不調がなかなか良くならない」方に向けたサポートをしています。
- 静岡市で唯一、筋膜マニピュレーション®正式認定
- 理学療法士歴10年以上
- スポーツでの後遺症・慢性痛(肩こり・腰痛など)・自律神経の不調にも対応
ご相談・お問い合わせ
お身体に関するご相談は、どんな小さなことでもお気軽にどうぞ。
LINEから簡単にお問い合わせ
→ 友だち追加はこちら
Instagramで最新情報をチェック
→ @asterrise_shizuoka
メール:asterrise.shizuoka@gmail.com
電話:050-1724-1771
(※施術中はお電話に出られないことがございます。LINEまたはメールがスムーズです)