自律神経が乱れるとどうなるの?なんとなく不調の正体と、身体に起きていること
こんにちは!
静岡市葵区鷹匠の筋膜整体ASTERRISE(アスタライズ)、丹勇人です!
先日のブログでは、『自律神経ってなに?』というテーマで、体の中の『無意識なコントロール役』についてお話ししました。
今回はその続きとして、 『もしその自律神経が乱れたら、実際に体ではどんなことが起きるのか?』 という部分に触れていきたいと思います。
もしかしたら、今読んでいただいている方が感じている“なんとなくの不調”にも関係があるかもしれません。
よくある「なんとなく不調」の例
・最近、朝起きるのがつらい。
・夜になっても頭が冴えて眠れない。
・理由は分からないけど、なんとなく体が重だるい。
・肩や首のハリがずっと残っている。
・呼吸が浅く、喉の奥が詰まった感じがある。
・不安感やイライラが続いていて、落ち着かない。
こういった症状、実は当院にいらっしゃる方からもよく聞くお悩みです!
ただ、病院で検査をしても『特に異常はありません』と言われるケースも多く、 “どこに相談すればいいのか分からない”という方が少なくありません。
そうした背景には、もしかすると『自律神経』が関わっていることがあるかもしれません。
自律神経のバランスが崩れると、体では何が起きるのか?
自律神経には、活動モードの『交感神経』と、回復モードの『副交感神経』があります。
この2つがバランスよく切り替わっている状態(両方がうまく作用している)状態が理想ですが、
交感神経ばかりが優位になり続けたり、副交感神経がうまく働かなくなってしまうと、
体は常に緊張や不安のスイッチが入ったままのような状態になります。
その結果、睡眠が浅くなったり、呼吸が浅くなったり、
胃腸の動きが落ちたり、ちょっとしたことで気分が沈みやすくなったりするわけです。
実際、HRV(心拍変動)という指標では、自律神経のバランスをある程度『見える化』することができ、
ストレスの多い人ほどHRVが低下しているという傾向も報告されています(Thayer et al., 2010)。
つまり、『気のせい』ではなく、ちゃんと身体の中で変化が起きているということなんですね。
現代人の生活は、自律神経が乱れやすい
そもそも、今の社会の生活スタイル自体が、交感神経優位になりやすい仕組みになっています。
- 睡眠不足や夜更かし
- スマホやSNSによる情報過多
- 仕事のプレッシャーやストレス
- カフェインのとりすぎ
- 運動不足や浅い呼吸
こうした小さな『刺激』が積み重なって、
自律神経のバランスをじわじわと崩していくことがあるんです。
これは以前ご紹介した『ストレスバケツ理論』にも通じる話で、
バケツの水(=ストレス)が少しずつたまっていき、
あふれそうになる頃に『なんとなく不調』が顔を出す、というイメージです。
まとめ
こうした「自律神経の揺らぎ」は、誰にでも起こるもの。
完璧に整えることではなく、“今どんな状態かに気づいてあげること”がまずは大切です。
『なんとなく不調』は、気のせいではありません。
検査で数値として現れない変化でも、
体の中では確実に、自律神経という『見えない神経のバランス』が影響している可能性があります。
だからこそ、小さな違和感のうちに気づいて、
体をゆるめる・休ませる・整える時間を意識的につくっていくことが大切です。
次回は、そうした不調に対して
『じゃあ実際にどう整えていけばいいのか?』という部分について、
できるだけ実践しやすい形でお届けしていきたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。
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