ASTERRISE触診勉強会を開催いたしました
📋 この記事でわかること
- ASTERRISEの触診勉強会がどんな場なのか
- 「筋膜に触れれば良くなる」ではない、ASTERRISEの考え方
- 触診会当日、その場で何が起きたか
ASTERRISEで施術をしていると、筋膜という手技に興味を持った方から連絡をいただくことがあります。
施術者の方だったり、学生だったり。「どういうものか知りたい」「実際に触れてみたい」という気持ちで来てくれます。
そういう場を少しずつ形にしていったのが、ASTERRISEの触診勉強会です。

Contents
「なぜ変化するのか」を学ぶ場に
触診会でいちばん伝えたいのは、技術ではありません。
筋膜に触れれば痛みが取れる。そう思って来る方もいます。
でも、それは正直間違っていると思っています。
『なぜ良くなるのか・変化するのか』を理解した上で触れるのと、なんとなく触れるのでは、全然違います。
なので、筋膜とはそもそも何か、その構造と生理学的な背景から始めます。

なぜ筋膜への介入が、痛みやしびれに影響を与えるのか。
なぜ自律神経系との関与があるのか。「どうやって触るか」より先に「なぜそこを触るのか」を整理します。
理論がなければ、触ることはただの作業になる。理論があってはじめて、触れることに意味が生まれると思っています。
ASTERRISEは筋膜だけを触っているわけではない
勉強会でもう一つ伝えていることがあります。
ASTERRISEの施術は、最初から筋膜にアプローチするわけではありません。
理学療法士としての評価、体の動き方、荷重のかかり方、どこに制限があるかなどを先に確認した上で、筋膜への介入に移ります。
この順番がないと、「どこに・なぜ介入するのか」が曖昧になる。筋膜施術は手段であって、評価なき手段は根拠を持てません。
触診勉強会ではこの考え方ごと共有しています。
筋膜の触り方を教える場ではなく、体の見方ごと持ち帰ってもらう場にしたいと思っています。
触診会の実際の流れ
勉強会は大きく4段階で進みます。
① 理論 筋膜の構造・生理学的背景・痛みとの関係を整理する
② 評価 理学療法士的な体の見方・どこに介入するかの判断プロセスを共有する
③ 実技 ①②を踏まえた上で、実際に触れてみる
④ フィードバック 被験者から変化を聞き、みんなで確認する
①〜④すべて大事ですが、触診会の醍醐味としては④はやはり面白いですね。一人で触っていると、自分の感覚だけで判断することになる。被験者からフィードバックをもらい、それをその場にいる全員で共有することで、一人では気づけない部分が見えてきます。
実際に参加者に施術をしてもらいました
勉強会を依頼してきた参加者が、腰に痛みを抱えていた学生さんに実際に施術を行ってもらいました。
今日やったことを復習しながら、本人の触りやすい形で丁寧に触診して施術をしていました。
施術後、学生さんに動きを確認してもらいました。
明らかに可動域や痛みの変化がありました。
学生さんが「え、全然違う」と言った瞬間、やっぱりうれしいですよね!

理論を整理して、評価して、触れて、変化が出る。その一連の流れが一日の中で起きた。これが触診会の醍醐味だと思っています。
明日からの臨床に「問い」を持って帰ってほしい
触診会に参加したからといって、すぐに筋膜施術ができるようになるわけではありません。
でもそれでいいと思っています。
「なぜここに痛みが出るのか」「この筋膜のは硬さはどうやってできたのかな」そういう問いを持って臨床に戻ってもらえれば、それだけで明日の施術は変わるはずです。
技術より先に、考え方が変わることの方が大事だと思っています。
知識と技術と、それを統合する場を一緒に作っていきたい。それがASTERRISEの触診勉強会です。
来月も開催予定です。
筋膜やASTERRISEに興味のある方はDM・LINEからお気軽にご連絡ください。
まとめ
✓ 触診会は「なぜ良くなるのか」の理論から始める
✓ ASTERRISEは評価した上で筋膜にアプローチする。その考え方ごと共有する
✓ 理論 → 評価 → 実技 → フィードバックの流れで深める
✓ 技術より先に「問い」を持ち帰ってもらうことが目的