「股関節が痛い…」それって本当に関節だけの問題?
こんにちは!
静岡市葵区鷹匠にある筋膜整体ASTERRISE(アスタライズ)の丹勇人です。
今回は、日常生活にも大きく影響してくる「股関節の痛み」について書いてみようと思います。
股関節は、大腿骨(太ももの骨)の先端と、骨盤側のくぼみ(寛骨臼)で構成される「球関節」です。
肩関節と並んで可動域が広く、全方向に動くことができるのが特徴です。

この関節は、歩く・立つ・しゃがむといった基本動作に関わるため、
姿勢や筋力、柔軟性の影響を非常に受けやすい部位でもあります。
そのため、ちょっとしたバランスの崩れや筋肉の使い方のクセが、
股関節の不調や痛みとして現れてくることがあります。
股関節痛の代表的な原因
■ 変形性股関節症
軟骨がすり減ることで骨同士がぶつかり、炎症や変形が進行する疾患です。
特に高齢女性に多く、先天的な関節の形成不全(臼蓋形成不全)をもとに発症することもあります。
変形性股関節症が進行すると、可動域制限や歩行障害が出ることもあるため、早期のケアが大切です。
■ 筋・筋膜性の痛み
関節に明らかな変形がない場合でも、筋肉や筋膜に原因があるケースは多く存在します。
筋膜の滑走性が悪くなっていたり、筋肉のアンバランスがあると、
股関節周囲に痛みや動かしづらさが出てくることがあります。
実際、Steccoらによるレビュー(Curr Pain Headache Rep. 2014)では、
筋膜の緊張や滑走障害が慢性疼痛の一因になる可能性が指摘されています。
■ 関連痛(放散痛)
腰椎・骨盤・腹部・膝など、股関節以外の部位の問題が、
“股関節の痛み”として感じられることもあります。
こうした関連痛は、画像検査では異常が見つかりづらいため、
「原因がわからない」と言われてしまうことも少なくありません。
原因は「股関節そのもの」とは限らない
ここが実はとても大切なポイントです。
「股関節が痛い=股関節に問題がある」と思いがちですが、
実際には、腰や腹部、太もも周りの筋肉や筋膜の状態が影響していることも多くあります。
股関節は、骨盤や膝とも密接に連動する関節です。
どこかの滑りが悪ければ、それをかばって別の部位に負担がかかる。
そんな“連鎖”の中で、痛みとして現れるケースも多いです。
次回の【後編】では、
実際にASTERRISEで行っている「筋膜アプローチ」の考え方と、
実際に変化があった事例についてもご紹介していきます。
「もしかしたら自分もそうかも」と感じた方は、ぜひ続きも読んでみてくださいね。
読んでいただき、ありがとうございました!
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