痛みだけを追いかけても、うまくいかないことってあります。
こんにちは!
静岡市葵区鷹匠にある筋膜整体ASTERRISE(アスタライズ)の丹勇人です!
今日は、個人的にカウンセリングや施術をしているときに最近特に感じていることについて書いていこうと思います。
「痛い」と感じるとき、
たしかにそこに炎症や損傷があることもあります。
でも、明らかなケガもしていないのに、なんとなくずっと痛い。
そんなふうに感じている方も、実はすごく多いんです。
よくよく話を聞いてみると、
それって姿勢のクセだったり、生活の中で知らず知らずにかかっている負荷が
少しずつ積み重なって、“体の限界サイン”みたいに痛みが出ているケースもあります。
「いつからか、なんとなく痛い」
「気づいたら、ここをかばってた気がする」
そんな感覚があるときは、
「どこが痛いか」よりも「なぜそうなったのか」を見ていくほうが、回復の近道になることも多いと感じています。
痛みの場所だけを施術しても、また繰り返すことがある
痛みのある場所を施術すると、たしかに一時的に軽くなることもあります。
ちょっと楽になったり、動きやすくなることもあります。
でも、「また戻っちゃった」「しばらくしたらまた痛い」
そんなふうに繰り返してしまう人も多いのではないでしょうか。
そうなると、やっぱり根本の原因に目を向ける必要があると思うんです。
体の使い方のクセだったり、無意識の動き方だったり。
そういった背景を一緒に見ていくことで、ようやく“本当の意味での変化”が生まれてくる気がします。
「動きが変わる」というのは、すごく大きなサイン
施術をしていると、
「立ち方が変わった気がする」とか
「歩くのがなんかスムーズになった」って言っていただけることがあります。
でも、痛み自体はまだあまり変わっていない…ということも。
ここで「ダメだったのかな」と感じる方もいるかもしれませんが、
僕はむしろ、すごく良い変化だと思っています。
体の動き方が変わるということは、
脳や神経が「今までと違うパターン」を感じ取ってくれたということ。
これは、あとから痛みの感じ方にも影響してきたり、
不調の出方が変わったりする大事な土台になります。
数値で測れない「変化」こそ、大事にしたい
痛みの評価って、ほんとうに難しいです。
「今日の痛みは10段階でいくつ?」って聞いても、
そのときの気分や天気、睡眠、ストレスで変わったりしますよね。
でも、「動きがスムーズになった」とか「呼吸がしやすくなった」っていう感覚は、
本人の中でちゃんと“気づける変化”なんです。
そういう小さな変化を一緒に拾っていけると、
体って少しずつ、でも確実に変わっていきます。
痛み=悪いこと、ではなくて「サイン」として見ていく
ASTERRISEでは、ただ痛みを消すための整体ではなく、
「なぜそこが痛むのか」「どうすれば変わっていけるのか」を
一緒に考えながら、施術をしていきます。
すぐに痛みがゼロになるわけではないかもしれないけれど、
動きや感覚が変わることで、体はちゃんと変化していく。
そうやって、焦らずに整えていくことが、
本当の意味での「ラクさ」につながると思っています。
「痛みはあるけど、どう向き合えばいいかわからない」
そんなときは、ぜひ一度ご相談ください。