ヘルニア=しびれ?本当の原因を一緒に探していくために
こんにちは!
静岡市葵区鷹匠の筋膜整体ASTERRISE(アスタライズ)の丹勇人です☺️
「椎間板ヘルニア=足のしびれが出ているのは、これが原因だ」と思われる方も多いかもしれません。
でも実は、ヘルニアがある=必ずしびれが出るというわけではないんです。
今日は、そんな『しびれ』と『ヘルニア』の関係について、少し深掘りしてみたいと思います。
ヘルニアがあってもしびれが出ないケースも?
椎間板ヘルニアは、腰椎の間にあるクッションのような「椎間板」が飛び出して、神経に触れることで痛みやしびれが出る…というのがよくある説明です。

ただし、そのヘルニアが画像で確認されていても、症状が出ていない人もいるという研究もあります。
たとえば、有名な研究では以下のような報告があります。
🌐 Jensen et al. (1994)
「無症状の人を対象にMRIを撮ったところ、76%に何らかの椎間板異常が見られた」
つまり、「画像で見えるヘルニア=症状の原因」とは限らないということです。
「しびれの原因は本当にヘルニアなのか?」
そこを慎重に見ていく必要があります。
数ヶ月で自然に吸収されるケースもある?
さらに、椎間板ヘルニアは時間の経過とともに自然吸収されることがあるという報告もあります。
特に「脱出型」や「遊離型」といったタイプでは、体内の免疫反応によって突出した椎間板が縮小・吸収される可能性が高いとされています。
例えば、保存療法を選択した患者の多くが1年以内に症状の改善や自然吸収を経験したという報告もあったりします。
もちろん、すべてのケースで自然吸収されるわけではありません。
重度の圧迫や神経障害が強い場合などは、外科的治療が選択されることもあります。

ヘルニアが“しびれ”を引き起こすメカニズム
もちろん、椎間板の突出によって神経根が物理的に圧迫され、
それが原因でしびれや痛みが出るケースもあります。
ですが、神経はとても繊細で、圧迫だけでなく炎症や血流低下、滑走障害などによっても
刺激を受けやすくなります。
実際、筋膜や軟部組織が硬くなり神経の通り道が狭くなることで、
しびれや違和感が出ているケースも少なくありません。
しびれの原因は1つじゃない。だからこそ、問診が大事
ASTERRISEでは、まず初めに
- どんなときにしびれが出るか(姿勢・時間帯・動き)
- どの範囲に、どんな感覚で出ているのか
- 過去の怪我や生活習慣、仕事の内容など
こうした点を細かくお伺いしながら、複数の要因を整理していきます。
たとえば
- 骨盤が後傾し、腰が丸まった姿勢が続いている(デスクワークや長時間座位)
- 胸椎や股関節の可動域が制限され、代償的に腰椎に屈曲ストレスがかかっている
- 椎間板にかかる圧力が集中しやすい習慣がある
- 太ももや足の甲の筋膜が硬く、滑走障害が起きているなど
こうした積み重ねが、結果的に「神経の通り道」に負担をかけていることもあります。
ASTERRISEでの見方とアプローチ
僕のところでは、画像所見や診断名が出ている場合はまずはそれを参考にしながら、身体を評価していきます。
その情報を頭に入れながら
「今、何が動きにくくなっていて、どこにストレスがかかっているのか」を見極めていきます。

そのために、
- 筋膜の滑りを整える
- 関節の可動性を高める
- 呼吸のコントロール(PRI的アプローチ)で体幹の使い方を調整する
- 必要に応じて、姿勢や動作の再学習も取り入れる
といった流れで、しびれの根本的な原因にアプローチしていきます。
もし不安がある方は、一度ご相談ください。
今の状態を一緒に整理していくことが、きっと何かのヒントになると思います☺️
筋膜整体ASTERRISE(アスタライズ)

静岡市葵区鷹匠で、筋膜に着目した整体を行っています。
理学療法士としての経験と、世界基準の筋膜マニピュレーション®認定資格を活かし、
- 長年の痛みや不調がなかなか良くならない方
- 自律神経の乱れによる不調を根本から見直したい方
- 慢性疲労やストレスによる「抜けないだるさ」でお悩みの方
へ向けた施術・サポートを行っています。
【資格・実績】
✔ 理学療法士歴10年以上
✔ 静岡市で唯一の筋膜マニピュレーション®正式認定
✔ スポーツ・慢性痛(肩こり・腰痛など)・自律神経の不調にも対応
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